気がつけば

  今年も残り2週間を切りました•••例年12月は年末にかけて急患も多く、慌ただしく過ごしていますが、11月半ばと12月初めからそれぞれ1名ずつ新しいスタッフも加わり、これまで以上に活気づいています。

12月に入り、最初の木曜日。この日は西村山地区歯科医師会で毎年行っているスタッフレクリエーションと永年勤続表彰式がありました。スタッフレクリエーションは、今年は「ハーバリウム講習会」ということで、ハーバリウムに初挑戦してきました。(以前より医院玄関に展示してあるハーバリウムは叔父の作品です。)

美的センスの全くない自分にとっては、テーマを決めるのにも一苦労💦

12月ということもあり、子どもたちが喜んでくれそうなところで「クリスマス」をイメージしてみました。

参加した各医院のスタッフの皆さんも真剣に取り組んで、色とりどりのオリジナル作品に仕上がっていました。

続く、第2日曜は山形県歯科医師会館で行われた山形県歯科医師会・山形県歯科衛生士会共催の勉強会に当院の衛生士2人と槙子先生と参加してきました。

講師の先生はフリーランス歯科衛生士の横山朱夏先生で、「もう一度考えよう 〜歯周治療からメインテナンスまでの基礎〜」と題してお話いただきました。参加者は若手の方から大ベテランの方まで県内各地で活躍中の歯科衛生士さんが9割を占め、満席状態でした。

このブログでも何度もお伝えしていますが、歯科治療において歯科衛生士が担う歯周病治療は非常に重要です。この歯周病治療、そしてその後のメインテナンスを抜きにして歯科治療の成功はあり得ません。

今回のセミナーで最も印象的だったことは、歯科衛生士(歯科医師)として、1人1人の患者さんと出来る限り長くお付き合いし、関わっていくことが自分の大きな財産になるということでした。

横山先生も出産や育児、その他いろんな理由によりこれまで何十軒もの歯科医院を転々とした経験をお持ちでした。そのため、1人の患者さんと長く関わることがなかなかできなかったそうです。

歯科衛生士をはじめとする歯科医院のスタッフはほとんどが女性の方々です。結婚、出産、育児、介護などなど、様々な理由で働きたくとも働けない方々もたくさんいるのが現状です。

当院でも現在6名のスタッフが在籍していますが、年齢層も幅広く、家族構成も様々ですので、できる限り長く勤務できるよう職場環境を充実させ、横山先生のおっしゃるようにスタッフ1人1人が当院に通院してくださる患者さんと長くお付き合いしていける、そんな歯科医院にしていきたいものです。

また、歯周病治療における患者さんとの関わり方についても、すぐに臨床で役立てられそうな話がたくさんありました。当院の衛生士達とも相談し、早速医院に取り入れていきたいと思います。

講演後の質問も抜かりなく✌︎(‘ω’✌︎ )

短時間ではありましたが、歯科治療のことだけでなく、職場づくりに関することなど、様々なことを学べました。お休みの日に朝から参加してくれた当院の衛生士2人にも感謝です。

この日は、午後から1人で仙台へ。

仙台駅前もクリスマスムードでした🎄

年間4回コースの勉強会の最終回でした。東北各地から先生方が参加し、大学の大先輩の先生とも交流することができました。

終了後は終電待ちのため、お決まりの乾杯🍻

充実の1日でした٩( ‘ω’ )و